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旅の神髄

 2016-02-24
日常は代り映えのない日々。
職場と家との往復。
母親の横に寝て、浅い眠りの中で母のたてる物音に目覚め声掛けしたり介助したりするうちに朝になる。
なかなかゆっくりする時間も、ましては旅に出る機会も皆無な日々。
人はどれだけ倒れず頑張れるのか。
心や体を病んで仕事もできない、自分の部屋からも出られない人が多々いて
医師の診察を受け様々な薬を服用する患者でメンタルクリニックがはやっているのに…。
時々はキレながらも普通に走り回っている。
一種、限界への挑戦的な…。

テレビで「そうだ京都へいこう。」の映像を見たりすると心が揺れる。
行けたとしてもけして楽しく過ごせるわけもないのに。
目を瞑って思い起こそう。
ワクワクしながら歩いた京都の街中や山里の道を。

人生の特別な一瞬」 長田 弘

長田のこの詩文集の中の「不思議な時間」の一文は
私の一人旅の神髄をまさに言い当てている。
一人でしかできないささやかな旅。
知らない町で聞きなれない方言で語られる日常の会話。
横丁を曲がった道端に祀られるお地蔵さまのかわいい姿。
バスの中で語られる大学生の理想論や恋愛話。
喫茶店のモーニングでは常連の年寄り達が朝刊を広げながら政治から近所の話題まで
独自の理論を振りかざして語り合っている。

どこにでもありそうな日常が知らない町ではなんだかいとおしく輝いて見えてくるものだ。
京都の街で触れる人々の日常が私の心を更新する機会になっている。

いつかまた楽しく一人で京都の街を歩ける日まで。
千年の都、京都は逃げないのだから。



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