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夏の読書

 2013-07-21
夏になると本屋さんの店頭に魅力的な文庫本が並ぶ。
夏の文庫100冊フェアなど。

中学、高校のときは夏休みに入ると必ず読書の宿題が出た。
ミュージカルで話題の「レ・ミゼラブル」は大作で半ばうんざりしながら読んだものです。
高校では毎月1冊指定された図書があり感想文も書かされた。それも英語の先生の課題。
女性の先生だが担当された2クラスだけ通常の授業が始まるまえの朝勉があったし
音楽会やシェークスピアの演劇の鑑賞、絵画の展覧会も勧められた。
その都度感想文の提出。
あの頃は何で自分達だけこんなに厳しいのかと嘆いたものだが今になってみればよい経験をしたと思っている。
おかげで音楽や絵画、演劇の鑑賞のイロハを教わりその後自分の好みで応用がきいてありがたい。
高校のときほど本を読んだことはなかった。
あの頃に読んだ本の記憶は鮮明だ。
それはまだ心も素直でスポンジのような柔軟性があったからなのだろう。
カミュやカフカなどの唯物論にも感化されて「変身」や「ペスト」を読んで感動した。
今では難しすぎてよくわからないけど。
今年、カミュは生誕100年という記事を新聞で読んで遠い昔を思い出した。

先日芥川賞と直木賞の発表があった。
どちらも美しい若い女性であった。
部屋に閉じこもって執筆に明け暮れた寝癖頭の無精ひげが生えた顔色の悪い男性が満面の笑みで苦労が実ったと喜んでいる姿が焼きついているが最近ではそうでもないようで。
文章のセンスとか癖は持って生まれたもので後付けは難しいのかもしれない。

昔読んだ本が出できた。
表紙の絵に何とも引かれて再読。

おとこ坂おんな坂


「おとこ坂。おんな坂。」 阿刀田 高
12話の短編の中、最後の「あやかしの町」に無性に引かれる。
京都大原の奥にある「阿弥陀寺」にまつわるちょっと怖い話だから。
阿弥陀寺がまたその話にぴったりの少し薄ら寒くて物の怪が出てきてもおかしくないお寺だから。
ただ怖いだけでなく、人の深い想いがその後にもこんな風に出てきても不思議でないから。
夏に読むにはぴったりの秀作。
引き込まれます。



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