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ユリの咲く頃

ユリ

今年も立派な花をつけた。
ユリの香りが開けた窓から家の中にまで入ってくる。
この花が咲く頃になると私の過渡期を一緒に過ごした猫、タマの命日が近づくのだ。
あの年も雨がよく降る日々だった。

掃除機をかけている時、庭を横切るタマと目が合ったことが始まりだった。
夕餉の支度をしている時には台所の外に、お風呂に入れば風呂の窓の外に。
ミャーミャーと諦めずに鳴いていた。
根負けして秋刀魚のご飯をあげたその日からすっかりいついてしまった子。

3度の引越しにも付き合ってくれた。
田舎の祖母が急に亡くなり、3日も家に帰らなかった時、エサも食べずに私達の布団に寝ていたのか、ポッコリ布団にへこみができていた。
人懐っこい子。
あれから10年近く時は過ぎたが、色々悔やむ事が頭をよぎる。
助けを求めて見つめる瞳も忘れられない。

ユリの花、ユリの香りで昔の色々な思い出があふれ出す。
生きるものにはいつか訪れるその日のこと。

いつか、きっとまた再会できるその日まで。


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2010.07.09 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常



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kajika

Author:kajika
吾唯足知 (龍安寺のつくばい)
京都が大好き。
1年に数回出かけています。

京都旅行記から始まったBlog。
遅速ながら結構長く続いているものです。
日々の記録も兼ねて続けたいと思っています。

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