尾瀬 2日目 その2 終わり

陽気な若者達、『虫刺され隊』と抜きつ抜かれつ小沼湿原を歩く。


コピー ~ 2009.8.29-30.尾瀬旅行 026

ここまでの険しい道に比べれば景色も開け平坦な木道を歩くのは楽なもの。
気持ちにも余裕が出てくる。
所々雲が切れ始め青空が見えてきた。
尾瀬沼の畔、沼尻休憩所でトイレ休憩をとる。
尾瀬のトイレでは尾瀬の水を汚染しない為に高機能の浄化槽が設置されている。
沢山の人が尾瀬に入り在来種の植物を外から入り込んだ外来種の植物に追いやられない為の工夫として種子落としマットが入山口に設けられたり様々な工夫が施されている。
当然それにかかるお金も相当なもの。
トイレごとに強制ではないが使用料として100円か200円を入れる募金箱のようなものが置いてある。
小銭を持ってトイレに行く。これが尾瀬のルールです。


沼尻休憩所~尾瀬沼休憩所

尾瀬沼の南岸コースをゆっくりと歩く。

コピー ~ 2009.8.29-30.尾瀬旅行 017

対岸は時々もやが晴れると北岸コースを歩いている人の姿が見えたりする。
尾瀬にはまだまだ沢山のコースがあり湿原を守る為に木道が敷かれている。
大きな機械を入れて大工事をするわけにもいかないからヘリで材木を運び人力で設置されている。
その総距離は57㎞。
東京電力や沢山のボランディアの人力で感動の尾瀬ハイクが可能になっている。
恐れ入ります。
水辺リを歩き始めると蜂なのか羽虫が人の後を付いてくる。
呼気に反応するのかそれとも体温に反応するのか、うるさくまとわり付く。
首にかけたタオルをブンブン振り回しながら歩く。刺されちゃたまりませんから。
尾瀬沼休憩所では木製ベンチで靴下をぬいでリラックスする。
娘は人が食しているカップヌードルの匂いに負け、350円のたいまいをはたいて美味しそうにたいらげる。
よく食う娘です。

尾瀬休憩所~長蔵小屋

コピー ~ 2009.8.29-30.尾瀬旅行 020


左手に尾瀬沼を見ながらアップダウンのぬかるんだ道を行く。
沼とはいえしっかり水を湛えた湖のようだ。
時々見える岩は「謎の生物、オッシーの頭だ!」なんて冗談を飛ばしながら歩く。

長蔵小屋は尾瀬の中で一番古い小屋である。
尾瀬を守るために生きた平野長靖さんの遺稿集である「尾瀬に死す」(現代教養文庫)の舞台の長蔵小屋。
読んだ事はないが題名だけは知っている。
この日、長蔵小屋は閉鎖されていたが風雪を耐えた貫禄がみなぎっている小屋にみえる。
小屋の脇のベンチで遅い昼食にする。
目の前には尾瀬沼から大江湿原が広がるベストポジション。

コピー ~ 2009.8.29-30.尾瀬旅行 023

小屋で用意してもらったおにぎり弁当を広げる。

コピー ~ 2009.8.29-30.尾瀬旅行 022

この丸くてデッカイ鮭と梅干のおにぎりが最高に美味かった!!
驚く事に漬物とマグロの角煮とチーカマというおかず付き。
朝ごはんに出た焼き海苔もオマケ。
美しい風景の中で食べるからか、小屋のアルバイトの山屋の兄ちゃんが豪快ににぎったからか、これ程美味い握り飯は久々だ。
食後に小屋の売店で入れたてのコーヒーを買い求め至福の時を過ごす。
ここでスケッチブックを広げて水彩画を描いている年配の男性と話をした。
この方は倉敷から車で絵を描きながら気ままな旅をしているとかでサラサラっと上手に絵を描いている。
高校の保健体育の教師をしてから大学の講師を務め定年退職されたとか。
やおら荷物の中からハーモニカを取り出し、「せっかくだから歌いましょう。」と沼を見ながら近くにいた見ず知らずの人達と『夏の思い出』を歌う。
こんな出会いも尾瀬ならでは、だろうか。


長蔵小屋~大江湿原~沼山峠

指定された時間が気になって、本当はもっとこのおじさんと話していたかったがお先に。と出立する。
この頃になると日が差して暑いぐらいになっていた。
旅も終盤に入り、ニッコウキスゲの大群落が見られる大江湿原を歩く。
残念ながらニッコウキスゲは見られなかった。すでに8月上旬で終わっているのだろう。

コピー ~ 2009.8.29-30.尾瀬旅行 024

木道には赤トンボが日光浴をしている。
湿原はすでに秋の用意に入っているのだ。
紅葉の時も多くの人で賑わう尾瀬だろう。どんな姿を見せてくれるのだろうか、なんて事を考えながら最後の最後に明るく晴れ上がった湿原を名残惜しく歩いた。
アップダウンに汗を流しながら、木道の脇に咲くリンドウを見つけては二人で「リンドウ~」「いっぱいリンドウ!」と連呼しながら歩く。

コピー ~ 2009.8.29-30.尾瀬旅行 027

ここが終点。山の駅、沼山峠。
バスの出発時間まで、名産花豆のアイスクリームとハスカップ入りの赤いサイダーで疲れを癒す。
『絶対また来ようね。』と二人で話しながら。

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2009.09.07 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行



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