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シングル介護

少し前、清水由貴子さんの自殺のニュースがあった。
いつまでも心に引っかかり仙台に住む友人との電話でも話題に上る。
親の介護は珍しいことではなく、誰でもに降りかかる問題であり、現に多くの人が真っ只中に直面している。
苦しみや悩みは多いのは想像出来るものの自殺者が頻繁に出ているわけでもない。
でもやっぱり多くの人の心に重く沈殿するこの思いは何だろう。

最近では結婚しない若者も増えてきている。
面倒だとか、仕事の方が楽しいとか、
あるいは家族を養うだけの給料がもらえないから、など理由は色々あるようだが独身のまま歳を取っていくとだんだん寂しさが堆積する。
やり直しをするにもそろそろ限界が見え最後のあがきをしなきゃ、と思う頃に親の介護がドッスンとのしかかってくる。
親を見捨てていくわけにはいかない。
親の介護のために仕事を辞めなければならない。
誰にも頼ることはできない、いや誰にも頼りたくないと思うのかもしれない。
介護保険も同居人がいる場合は厳しく制限される。
まずは家族が面倒をみるのが当たり前、そんな制度にいつの間にかなってきている。
老々介護や外から見えない老人虐待を問題にしてスタートした介護保険もすっかり本末転倒になってきている。
介護保険には頼れない。

彼女は親も道連れに逝こうと思っていたはずなのにそれは出来なかった。
最期の胸の内を思うと痛々しい。
年老いた親を持つ誰もがひょっとしたらそうなるかもしれない自分の姿を見る思いがするのだ。
親の介護に明け暮れ、辛い日々を生き抜いたその先にどんな希望が待っているというのか。
親を見送った先には暗澹たる暗闇しか見えなかったのだろう。

せめて結婚した経験でもあれば。
せめて子供がいたならば。
せめて苦しい胸の内を語り合える友人がいたならば。

こんな選択は取らなかったのかもしれない。

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2009.05.04 | | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑念



コメント

うぅ~ん... とっても考えさせられることでしたよねぇ...
いつか 我が身にも...
子供が居ないウチなんかは どうなっちゃうんだろう...
すっごく不安になっちゃいますo( ̄ー ̄;)ゞううむ

2009/05/06 (水) 22:25:58 | URL | はにぃ〜♪ #gfAHeF2. [ 編集 ]

誰もが皆不安を抱えて生きているのでしょう。
子供がいても一人で生きなければいけない老人も沢山います。
むしろ子供には頼れないと覚悟していた方がいいのかもしれないわけで。

時々薄ら寒い孤独感に陥ることがあります。
でもそれはじっと耐えなければいけないものなのでしょう。
生きる事は難儀な事でありますね。

2009/05/07 (木) 00:29:48 | URL | 花鹿 #- [ 編集 ]

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Author:kajika
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