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斑鳩

 2008-10-23
今回の旅では奈良を2日かけて回った。
京都からは奈良・斑鳩1dayチケットを使いお得に出かけたが、次回はもっと考えて更にお得に出かけたいと帰ってから思う。

奈良は京都と全然違う。
頭では判っていたがやはり歩いてみないと実感できない。
東京から京都に着くと時間がゆっくり流れて優雅な気分になったが、奈良は京都より更に時間の流れが遅く感じる。
友人が奈良は京都以上にはまるよ。と言っていた事もうなずける。
奈良の空は広い。
寺社は京都より更に風景に溶け込んでいる。
それは時の流れがそうさせたのか、奈良の人達の努力のおかげかわからないがどんなアングルでも絵になる。
この地はイチジクの畑であろうと見事に実った稲穂のなびく畑であろうと、コスモスの咲き乱れる丘であろうと掘れば必ず聖徳太子の時代の何かしらが顔を出す。
斑鳩の里全体が遺跡なのだ。


コピー ~ 2008.10.奈良・京都 074


法起寺。
日本最古の三重塔。
畑の中から現れた。
素朴さゆえに身近に感じる塔である。
観光客も少ない。ゆっくりした時間が極上。

少し歩くと法輪時に着く。
亀井勝一郎の「大和古寺風物誌」によれば、この寺の荒廃した姿に心引かれる。とある。
それ程荒廃した感はなかったが金堂に安置されている本尊薬師如来以下様々な菩薩を見るとさすがに時代を感じる。
京都で見る洗練された様々な像と違い飛鳥時代の木彫如来は顔つきも西洋人風。
木目があからさまであり、所々炭化して黒ずんでいる。
それはあたかも命が枯れるが如くの印象を受ける。
それなのに表情は悟りを開き口元には笑みすら浮かべている様に見える姿は凄いとしか言葉に出来ない。
これぞ亀井勝一郎の言う荒廃なのかもしれない。
そんな朽ち果てる姿を惜しげもなく人目にさらしている斑鳩の仏像に畏敬の念を抱いた。



コピー ~ 2008.10.奈良・京都 076

秋祭りなのか遠くに太鼓の音を聞きながら歩いていけば法隆寺の五重塔が見えてくる。
初秋のコスモスと。


コピー ~ 2008.10.奈良・京都 077

そして柿の木と。
のどかで心休まる地、斑鳩。




古寺を訪れる初心とは、つまりは発心であり、祈りの心の沸きおこるときでなければならぬ。
荒廃という死に近き刹那の裡に、千年の塵に蔽われた端厳のみ仏を拝し、愛惜の情に身を委ねるにしくはない。

                                       亀井勝一郎




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コメント
京都は 紅葉が、
奈良は なんとなく柿やコスモスが似合う気がしますぅ~♪
畑の中から 突然現れる 三重の塔...
あれ??急に出てきた???って思わせるほど
いつの間にか そこに居るって感じですねぇ♪( ´艸`)ムププ
【2008/10/26 10:10】 | はにぃ〜♪ #gfAHeF2. | [edit]
奈良は京都よりずっとのどかです。
広々としたは畑のあぜ道を辿って農家の角を曲がると塔が見えてくる。
雪景色の奈良ってどんな感じかしら、などと思いながら歩いたものでした。
【2008/10/26 19:23】 | 花鹿 #- | [edit]












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