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地霊鎮魂

朝、いつものように慌しく玄関を飛び出す。
今日もやっぱり寒い。毎朝同じところですれ違う通勤途中の顔ぶれ。
学生の頃には将来に色々な夢があった。
それに比べれば何とこぢんまりした平々凡々な生活に落ち着いていることだろう。
そしてそんな生活に幸せを感じる自分は年のせいで程々で満足するようになったのかしら、なんて思いながら職場に急いだ。
呪われている位忙しくても精神的にはストレスがない。
これってなかなかいい事なのだ。

京都2日目。(2/11)
この日は市内を回ることに決めていた。
市バス1日カードをチケットショップで買いバスを乗り継ぎ冬の非公開文化財特別公開のスタンプラリーに歩く。
三箇所でスタンプを貰うとお茶とお菓子のサービスが受けれる。

前回訪れてから何となく惹かれる六波羅あたり。
六波羅とは髑髏が原の転訛であるという。
その昔、京の東阿弥陀が峰の麓は鳥辺野といわれ死者を埋葬する場所であった。
人が近づかない死の空間と生の空間との接点が六道の辻であり、そこに六道珍皇寺とういう寺がある。

コピー ~ 2007.12.30-2008.01.01 017


この寺に祭られる小野篁(おののたかむら)という人(小野妹子の系譜に当たる)は昼は官僚として政府に仕え夜はこの珍皇寺にある井戸から冥府に通い閻魔大王の下で裁きの手伝いをしていたと言われる。

コピー ~ 2007.12.30-2008.01.01 018


この辺りは、観光客も少なく通り抜ける車もまばらな静かな地だ。
そののどかさといわれのまがまがしさの不釣合いなところに親近感がわくのは変だろうか。
八月の盂蘭盆会の六道詣りで迎え鐘を撞くとその音を聞いて祖先の霊がこの世に戻ってくるといわれている。
そして六道の辻では亡霊が買っていったという幽霊子育て飴が売っている。

コピー ~ 2007.12.30-2008.01.01 015

(左は私が買った飴)

夜な夜な女がこの飴を買いに来たのを不思議に思い主人が後を追って行くと高台寺の近くの墓地の中のある墓のところで女を見失う。
どこからか赤ん坊の泣く声がしてその墓を掘り起こすとその女から生まれた赤ん坊が見つかった。
飴屋の主人はその子を大事に育てたそうだ。
女の幽霊はその赤ん坊を助ける為に夜になると飴を買いに来た。
それからその女が飴を買いに来る事はなかったそうな。
子を大事、からその地を高台寺といわれるようになったとか、ならないとか。

・・・つづく。

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2008.02.15 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 京都



コメント

さすが京都通!!
お勉強になりました。
こうしたいわれを知っていると、よりその場所に親近感が湧きますね。
古に生きていた人々と時間を越えて繋がるような気がします。

小野篁。百人一首で、弓矢を背負ってるりりしい姿のお方ですね。
「ええ男じゃのぉ。醤油顔だし」などど不謹慎なことしか思っていませんでした。
閻魔さんの手伝いか。かっこいいなあ。

2008/02/16 (土) 00:42:43 | URL | がめら #- [ 編集 ]

そう言わないで。

単なる受け売りなんですよ。
ここら周辺は何だか落ち着くのです。
少し上がれば観光の表面、その陰に隠れた京都の日常が垣間見られます。暖かくなったらベンチに座り日向ぼっこでもしたくなるような一画です。

2008/02/16 (土) 07:31:23 | URL | 花鹿 #- [ 編集 ]

受け売りでも...

花鹿さんっっっっ!!
京都でガイドも出来ちゃいますねぇ♪ヾ(≧▽≦)ノ
花鹿さんの解説 歴史が嫌いなσ( ̄◇ ̄;) ワタシでも すんなり頭に入ってきました♪

平凡な毎日の中でも ほわぁ~んと心があたたまる事を見つけるのがスキですぅ♪(#^_^#)

2008/02/17 (日) 09:47:53 | URL | はにぃ〜♪ #gfAHeF2. [ 編集 ]

これだけ…

頻繁に京都に行っていると人の少ないところで面白い事を発見したくなるのです。
絵葉書的観光はもういいかな~って思います。

2008/02/17 (日) 17:25:03 | URL | 花鹿 #- [ 編集 ]

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kajika

Author:kajika
吾唯足知 (龍安寺のつくばい)
京都が大好き。
1年に数回出かけています。

京都旅行記から始まったBlog。
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