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境界

 2007-07-25
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急に暑くなったのにまだ梅雨明けとはならないらしい。
母の病院の前で待ちぼうけ。
緑もすっかり濃くなって夏仕様。
世の中は夏休みが始まり何となくバカンスの臭いがしている。
昼間か母子連れの姿を頻繁に見ると旅行の計画を立てねばいけない様な気になる。
子供は既に一人前で世話を焼く歳でもないのに。
ただ自分が休みたがっているだけかもしれないな。

梨木香歩の「西の魔女が死んだ」は中学生の姪の夏休みの課題図書という事で姪の手に渡った。
前から彼女には読ませたいから終わったら貸すからと言っていたし、主人公が彼女と同じ歳あたりなのでタイムリーであった。
今はこの人のエッセイを読んでいる。

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「ぐるりのこと」 梨木 果歩

「西の魔女が死んだ」と違って気合を入れないと理解できない。
というか、自分と対比し考えながら読んでいる。
薄い本だが時間をかけないと読みこなせない。
作者はイギリスに留学経験があるそうで、何となく似た感覚を感じたのはクエーカーの影響かもしれない。
娘の6年間通っていた学校の中で感じた感覚に似ていた。
日々身の回りで起こるぐるりの事に対して作者の考えが散りばめられたものとなっている。
日本人でありながらちょっと西洋人のような不思議な感覚の持ち主だ。

『境界』について。
ドーバー海峡の断崖に立つ時、その境界から海峡に向けて自己を開く訓練をする青年。
自国と他国。自分と他人。境界は様々なところに存在する。
こちら側が塀を作ればどこにでも境界は出来てしまうものだし。
境界の向こう側とこちら側を行き来することで人と分かり合おうとする努力。
なかなか難しい事だ。

「主観も思想も違う相手に、文字通りの水際でどう対応するか。当事者には当事者のいかんともしがたい歴史と事情がある。」
「まったく共感がもてないように思えた相手側の思想回路にも、変容してもらわなねばならない。それは相手側の物語の中で自然に発生してゆく変化でなくてはならない。強者が力ずくで、という形は何としても避けたい。そうでなくては恨みが残る。」

避けがたい人間関係で表面的だけでも良好に保つためにはどうしたらいいか、仕事が円滑に進める為に。
毎日頭を痛めている。
何か良いアイデアが見つかればいいのだが…。
じっくり読み進めよう。



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