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心に残る寺。浄瑠璃寺

 2012-05-20
京都、奈良にあるたくさんの寺社仏閣。
せっせと足を運び始めて随分になるが、中でもお気に入りの寺。
なぜか何度も自然と出向いてしまう寺。
色々あるが、まだ1度しか行っていなにのに深く心に残る寺もいくつかある。

「浄瑠璃寺」

京都と奈良の境の辺鄙な当野の里にある。
奈良の駅前からバスで出かけたが本数も少なく、よほどの物好きな人しか出向かない。
バスに乗ってここを訪れる同行者は年配者が多かった。
女一人は私一人だけ。
悠々自適な老後を元気に過ごしているご夫婦。
壮年の写真が趣味なのか、一眼レフを首から提げた男性。
静かな観光客達。

浄瑠璃浄土と極楽浄土が池を挟んだ此岸と彼岸として向き合う。
庭のつくりも自然で落ち着く。
池のほとりに佇んで見渡せば、
その時その時をそれなりに必死ではあったが何の疑問も畏怖もなく過ごしてきた今までと。
過去を振り返って、もう少しましな生き方が出来たものを。と後悔しきりの現在と。
全ての機能が落ちていくこれからの時間、そして間近に迫ってくる人生の終焉と。
まさに人が生きていく時間的な流れを考えずにはいられない。
この世に生まれ出でてしまった自分の過去は変えることは出来ないが
せめてもこれからの時間を極上とまではいかなくても最後に「よきかな。まずまずだった。」
と思えるにはどうしたらいいのかと静かに考えさせてくれる。
のんびり歩く猫や鳥のさえずり、風で揺れる木々の葉の音などを聞いていると
極楽浄土への道はそれ程大変な道ではなく日々を受容し丁寧に過ごすこと。
そんな小さなことの重なりがお浄土に通じるのではないかと思えて肩の力が抜けてくる。
そんなことを感じさせてくれる寺です。

バス停近くの茶店で飲んだ甘酒のうまさが忘れられない。
また静かに再訪したい。




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