有意義な休日

休みの今日は婆ちゃんの以前からの希望もあって新田次郎の「剣岳<点の記>」を見に出かけた。
チケット売り場は平日にもかかわらず列が出来ている。
あれれっと思っていたら25日は1000円で映画を見れる日だったとは。
時間を間違えてぎりぎりに到着したので危なかったが無事良い席で見ることが出来た。

新田次郎は高校のときに随分凝って読破した。
「強力伝」 「孤高の人」 「八甲田山死の彷徨」 「縦走路」
山のものを立て続けに読んだ記憶がある。
この映画の監督は黒澤明の弟子らしく山の映像が素晴らしい。
立山連峰から雲海の向こうに富士山がくっきり浮かぶ眺望はまるで山の尾根からこの眼で観ている錯覚に陥る。
私は決して婆様や娘のように山登りが好きなわけではないが新田次郎の山岳小説を読み漁った頃の感動がよみがえってきた。

自然はただあるだけで神々しく美しい。
その絶対的なものにちっぽけな人間が挑もうとする敬虔な姿にも感動を感じる。
何となく自分も楽をしないでもうちょっと頑張ってみようかな、なんて思ったりした。


ame686[1]



最近やっと遅速読書に火がついてきた。
何とか「重力ピエロ」終読。
初めて伊坂幸太郎の本を読んだ。
所々に意味深な文章が散りばめられている。
人生を語る格言的文章。
最近話題の太宰治の「走れメロス」や井伏鱒二の「山椒魚」。
海外の様々な哲学者やガンジー。
ネアンデルタール人の絶滅の謎やらDNAの二重螺旋、アミノ酸配列など色々な宝石をちりばめた感じの小説。
軽快に読む事ができました。

人は目に見えるもので簡単に騙される。
一番大事なものは眼に見えない、という基本を忘れているんだ。


美形の主人公、春の言葉はなかなか的を得ている、と感心した。


                     

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2009.06.25 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 日常



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プロフィール

kajika

Author:kajika
吾唯足知 (龍安寺のつくばい)
京都が大好き。
1年に数回出かけています。

京都旅行記から始まったBlog。
遅速ながら結構長く続いているものです。
日々の記録も兼ねて続けたいと思っています。

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