浅い人、深い人

はっきりしない天候が続くこの頃です。
ゲリラ雨でそこいら中に災害が出ているが幸いこの辺は無事に過ぎている。

最近ではあまり真剣にテレビは見ないが幾つかのドラマなど楽しみにしているものがある。
「篤姫」。「四つの嘘」。「コードブルー」など。
寝落ちさえしなければ見ている方だと思う。
さて、今日の新聞に興味深い記事があった。
脚本家倉本聰さんの書いた今秋から始まる「風のガーデン」に関する文章だ。
25年主宰して続いた富良野塾を再来年に閉じる事になったそうだ。
昔娘が大学受験の折、大学に行かずに演劇の道に進みたいと駄々こねた時、それこそ富良野塾や無名塾に入れるぐらいの才能があるなら認めるがそうでないなら大学に入ってからもクラブでできるじゃないか。と頭から湯気を出しながら語ったことを思い出す。
その富良野塾もなくなってしまうそうな…。
筋の通った頑固者がだんだん姿を消して行くような寂しさを覚える。
この記事の最後の彼の一文。

「僕らテレビ創成期からの人間は知恵を使った。
今は知識だけで、程度の低いギャハハ番組ばかり。
公共の電波で悪影響を及ぼすのは犯罪。
広く浅く、面積だけを稼ぐ視聴率ではなく、質と深さを測る方法論を考えよと言い続けたが変わらない」

テレビだけにいえる事ではない。
最近全てにおいて深さが足りない。
番組を提供する側ばかりの問題でなく、受け取る側の器も底が浅い。
多分深い番組を提供しても万人に受けないのだろう。
それだけ受け手が安易なものを欲し、安易なもので充足し、思慮がないのだ。
深く考えるという癖がないから考えることをしないで言葉そのもので理解できるようなものしか受け取れない。
行間を読む。とか空気を読む。と言った事が苦手な人間が充満しているのだ。
こんなんでいいのかな~。
最近の驚くべき犯罪はそんな事も関係するのではないかしら、なんて新聞を読みながら思った。

スポンサーサイト

2008.08.30 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 雑念



«  | ホーム |  »

プロフィール

kajika

Author:kajika
吾唯足知 (龍安寺のつくばい)
京都が大好き。
1年に数回出かけています。

京都旅行記から始まったBlog。
遅速ながら結構長く続いているものです。
日々の記録も兼ねて続けたいと思っています。

月別アーカイブ

フリーエリア

全記事(数)表示

全タイトルを表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索